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子供のアレルギーが増えた原因は清潔すぎる環境?

洗濯物-青

【雑菌】と聞くと皆さんどんなものを想像しますか?
風邪、食中毒などの原因で
【悪者】というイメージを思い浮かべる方が多いと思います。

実は【雑菌】は生物(=人間)の生活に
切っても切れない深い縁があるのをご存知でしょうか?


雑菌と聞くと何となく悪いイメージがありますが
【常在菌】と言われたら少しイメージが変わりませんか?
雑菌は【微生物】でもありますし、【たんぱく質】でもあります。

【たんぱく質】と言われると
少し雑菌のイメージが変わるかもしれませんね-☆

実は、科学的には必ずしも【雑菌=悪者】ではないのです。

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雑菌の定義

雑菌というのは、特定の微生物を話の対象にしたときに、それ以外の菌類、細菌類、あるいはそれに類する微生物を総称して言う呼称である。特に、対象の微生物を扱う場合に邪魔になるものを指して言うことが多い。したがって、何を扱うかによってその対象は異なる。ある細菌を扱う細菌学者にとっては、それ以外の細菌と菌類はすべて雑菌であるし、発酵を扱う業者にとっては、発酵の過程で余計な反応を起こすような微生物がそれに当たる。病理学者にとっては、目指す病気の病原体を探すときに、その周りにいるそれ以外の細菌が雑菌である。一般の人にとっては、事実はともかく、微生物などいてほしくないと感じられれば、あらゆる微生物を雑菌と呼ぶかも知れない。この場合、黴菌という言葉の方が通りがよい。

出典:ウィキペディア

除菌ブームの危険性についてはこちらの記事でどうぞ。

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ビンと草


 例えば、私達が口にしている酒、塩辛、納豆、漬物、味噌、しょうゆ、チーズ、ヨーグルト、キムチetc.は全て【雑菌】の恩恵によって作られています。ちなみに今流行っている塩麹(しおこうじ)などの「麹(こうじ)」は、白カビの一種です。見た目があからさまに「青かび」なので、ブルーチーズを召し上がる習慣のある方などは、菌に対して抵抗が少ないかもしれませんね。

 老舗のお味噌屋さんの味噌蔵には何十種類もの【雑菌=発酵菌】がいて、そのお味噌屋さんの蔵によって菌のバランスが違います。そのため、別のお味噌屋さんでは全く同じ味は出せません。お酒も醸造に関わった【雑菌=発酵菌】の種類で味が決まります。(工場で大量生産するような味噌や酒はこの限りではありません。)

 自宅でお味噌を作る方から、よく聞く話ですが、自宅で作るお味噌は、自分の手の【雑菌=常在菌】で作るので、自分にとって一番おいしいお味噌ができるとのこと。人間の皮膚に存在する【雑菌=常在菌】も、その人その人の体質に合ったバランスで存在しているのです。

 腸内環境を整える場合、腸内細菌の【善玉菌】を増やし【悪玉菌】を減らしましょう、と推奨されていることをご存知の方は多いと思います。皮膚の上でも全く同じことが言えると私は思っています。便秘症の人が便秘を治すために、【善玉菌】も【悪玉菌】も一緒くたに、全部消毒して殺菌しましょうという話にはなりませんよね?

 腸内でも皮膚上でも、住環境としても必要な菌は必要という考えのもと、私は除菌剤で菌を全て抹殺するという方法はとらずにきました。それが正解なのか間違いなのかは私には判断できませんが、今のところ特に健康面で問題は起こっていないのでよしとしています。


黄色い鍋コトコト


「ほんまでっかTV」でも諸先生方が、皮膚を守る【常在菌】を殺さないために体を洗剤で洗うのは、1週間に1回程度でよいと口をそろえておっしゃっていたので、
「おっ、私の見解は意外に正解かも?!」とホッとしました(笑

 詳しいことを書き始めるとキリがないのですが、体の中に雑菌と戦うための「抗体」を作るためにも、一定量の雑菌にさらされている必要があるとも言われています。インフルエンザなどの予防接種は、その原理を利用して、インフルエンザ菌を薄めたものを注射しているということをご存知の方も多いと思います。

 抵抗力の低い乳幼児・老人・病人には無菌状態が必要な場合もあるでしょう。ですが、成長期に過度に無菌状態だと【抗体】を作る能力が低くなり【抵抗力の弱い子供になる】=【アレルギーの子供が増えた】という説(衛生仮説)もあり、お子様がいらっしゃるお母様方には悩ましい話だと思います。



はりねずみ


自分の体の声を聞いて、その人その人の体力・抵抗力に合った
オーダーメイドの衛生管理が必要とされるのでしょね・・・
【腐敗菌】や【病原菌】などの危険な菌から身を守りつつ、
危険ではない【常在菌】と共存したいというのが私の永遠のテーマです。

書籍:アレルギーの9割は腸で治る! (だいわ文庫)